“どうして私はこの仕事をしているのだろう？”と考えていました。

最初の一歩目はメイクセラピーを受講したところからでした。そしてそのメイクセラピーを受けたきっかけは“メイクで人の心を変えられる、沈んでいた気持ちが前向きになる”ということを知ったからです。

その先生は元々心理カウンセラーだったのです。ある一人の心に問題を抱えた少女がいて一生懸命カウンセリングを行うのだけれどなかなか改善しませんでした。そんなある日、先生は彼女にメイクをしてあげました。するとどうでしょう。その子の顔が一気に明るく笑顔になったそうなんです。そして嬉しくて二人で泣いてしまったと。それで思ったそうです。人は外見を変えることで一瞬で心まで変えることができる！ と

その言葉には共感しかありませんでした。

例えばこんなことはありませんか？

朝起きたら、たまたまその日は肌の調子がいいとか、メイクがうまくいったとかコーディネートが良い感じだとか、そんなことでちょっと鏡に向かって笑顔になっちゃったみたいなこと。

私はありました。

それで“あ、本当だ人って外見がうまくいくと確かに気分が上がるな”って感じたんです。

だったら私もメイクで沢山の人を笑顔にできたらいいんじゃない？と

メイクを始めたのはそんなことがきっかけでした。

​実際に今お客様の笑顔を見るたびにあの時の選択は間違っていなかったんだと実感しています。

 

ファッションについて学んだのは友達がきっかけでした。

ある時、入院していた友達からお洋服を買っておいてと頼まれたのです。その友達とはよく一緒にお洋服を買いに行っていたし、私が選んであげたりもしていたので軽い気持ちでOK！と返事をして買いに行きました。そして友達の好きなブランドで友達の好みを考えながら選んだので絶対喜んでくれるだろうと意気揚々と届けました。するとそれが、なんとなくしっくりこなかったんです。友達は自信満々だった私に気を使ってくれて「ありがとう。」と笑顔で受け取ってくれましたが、すごく申し訳ない気持ちになってしまって、何故しっくりこなかったのだろう？ってずーっと気になっていました。そう、いつもはお買い物するとき絶対に実物を顔に当てながら選んでいたんです。お顔に当てなくても大丈夫だろうって思っていたのに甘かった。すごく申し訳ないしなんだか悔しい…。そんな時に出会ったのがカラーと骨格そして顔タイプでした。私は原因究明のため、そしてもちろん自分もおしゃれになる為に全部を学んでいきました。そしたら分かったのです。似合わなかった理由が。私の友達のパーソナルカラーはスプリング、その時買ったお洋服の色はスプリングカラーだったのでそこはクリア。骨格ウェーブ、薄くて柔らかい生地までは良かったけど形が少しオーバーサイズでナチュラルっぽかったかな？そして最後に“顔タイプ”これが一番の要でした。顔タイプが大人タイプのクールだったのです。でも私が買ったお洋服は子供タイプのフレッシュさんが着るようなお洋服でそこが真逆のタイプだったのです。となると骨格ウェーブさんが得意な薄い生地もあまり合ってなかったということになります。その為に似合わなかったんだ！そうだったのかー！ようやく解決することができたのです。

解決するまでにお恥ずかしながら沢山の年月とお金がかかりました。かかっちゃったけど理由が分かって心の底からスッキリしました。

ついでに自分の着ていたお洋服も顔タイプが特に違っていて“それが野暮ったくなる原因だったのか”とわかり、その後改善に向かうことで、そちらもスッキリしました(笑)。

 

そんなことがあってせっかく学んだことを沢山の人たちに広めていきたい。

同じように困っている人を救いたい、喜んでもらいたい！

そう思ったから私は起業して今に至っていたんだと思い返しました。

 

そしてこれからも沢山の人の笑顔のために頑張ろうと改めて決意した次第です。